2023.12.07

浮世絵と印象派と音楽と

ごきげんよう

阿部です

 

 

先日のこと

フランク・ロイド・ライト展を見に豊田市美術館へ

近代建築の巨匠と謳われた私の大好きな有名建築家です

 

 

日本にも多くの作品を残しており

明治村にある旧帝国ホテルの移築再現なんかは代表的です

 

そんなライトの図面や家具の展示あったわけですが

非常に興味深い展示がありました

 

彼の作品に日本の浮世絵の構図が影響をもたらしているというものでした

 

 

そういえば 浮世絵は建築だけでなく

音楽界にも多くの影響を与えているのです

 

音楽の印象派と言われるフランスの作曲家 ドビュッシー

同じくフランスで同じ時期に活躍していた ラヴェル などなど

 

彼らの家には浮世絵が飾られていたそうで

北斎の絵に着想を得て「海」という曲を作ったと言われています

 

音楽史の近代では

19世紀の万博以降 東洋の異国情緒ある旋律を取り入れることがよく見られます

 

これが俗にいう ジャポニズム という現象です

 

また フランスの演奏家 ミシェル・ベロフが

日本の水風景はフランス近代の作曲家が残した

水をテーマにしたピアノ曲のイメージに通じるものがあると

インタビューで答えていました

 

 

あぁこんなところにも水の風景が

豊田市美術館の全景です

 

 

 

音楽や文化はいろんなところでリンクして

多くの芸術や歴史を知ることで

音楽への関心を深める事にも繋がるのだなぁ

と勝手に感慨深い阿部でした

 

 

では今日はこの辺で

ごきげんよう