2024.01.11

第九のお話し

ごきげんよう

阿部です

 

今年もパピーミュージックを

よろしくお願いいたします。

 

 

2024年がスタートしましたね

 

毎年そうなんですが

「あぁ また一年がはじまってしまったなぁ」

なんて年頭に思うのに すぐにまた

「あぁ もう一年が終わってしまうなぁ」

なんて年末が来てしまうのが不思議

 

 

 

さて

ベートーヴェンの「第九」といえば

日本では年末に演奏するイメージがありますが

そのイメージは日本だけ という説が有名ですね

 

ですが海外でも年末年始に

第九を慣例的に演奏するところはあるようですね 意外にも

 

今週末 尾張旭で第九の演奏会があり

団員ではないのですが チェロでお手伝いさせていただく事になりました

 

 

 

第九って全部で1時間以上あるんですよね

 

その1時間以上 指揮者も奏者もずっと動きっぱなしなんですよね

でも合唱が入るのは後半の4楽章だけなんですよね

 

とんでもない曲ですね

 

ベートーヴェン・・・って一体・・・

しかもこんな無茶苦茶な曲を作って

初演はさぞかし皆驚き感動したかと思いきや

当時 お客さんポカーンだったらしいですよ

しかも当の本人はもう耳が聞こえていないという・・・

 

あぁ ベトちゃん 僕はもう心が痛いよ・・・

でも安心して

あなたの曲は何百年と経った今でも

海を越えて世界中で演奏されているのですから

 

 

いまでこそクラシック音楽の重鎮のごとく存在するベトちゃんも

当時はそうとうな異端児というかロックミュージシャンだったそうで

 

 

さて

今回指揮をされる水谷氏はご自身も声楽をされているそうで

合奏練習でソロの歌手が不在の時は

指揮を振りながらテノールパートを歌うという素晴らしいマエストロです

初めて練習に参加した時はまぁ驚きましたよね

 

「♪O Freunde, nicht diese Töne!」

 

あれ 今日テノール歌手いないよね!?

誰が歌っとるんや!?

 

・・・指揮者だ!!

 

 

 

そんなわけで今週末1/14

お時間がある方は尾張旭でお会いしましょう

 

では今日はこのへんで

ごきげんよう